だるい日記

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

日の名残り


四連休...私は仕事と家事と小説と映画で終わったわ。(休みちゃうやんけ)
小説は、井上荒野の本を最近私はよく読んでいて、連休中にも一冊読みました。カズオ・イシグロの短編集とか。


カズオ・イシグロといえば「日の名残り」を読みたいな~等とずっと思いつつ、きのう先に映画の方を観てしまったんですけどこれが良作でね。いや~味わい深い映画でしたね。大人の恋愛映画です大人の。

自分の歩いてきた人生を振り返るあの感じ...今の生活には不満もあれど希望も感じるようなあの感じ...昔お慕いしていた相手にどうしても言えなかったあの言葉エトセトラ...
あれは20代や30代の若い人達には理解不能やから、R40又はR45指定ですよ私の中では。R48でもいいかも。


いや~それにしてもアンソニーホプキンスがよかった。うん。生真面目な有能執事ちゅう役柄がぴったりだったわ。心の内に秘めた感情がね。。目で語ってましたよアンソニーホプキンス。
仕事しながら色々思うところはあるけど有能執事は仕事に人生を捧げているので個人の感情を滅多に出さないんですね。出さないというか出せない。
ロボットじゃあるまいし執事も人間やのに、ただの頭固い奴じゃねーかといえばそうかも知れんけど、時代が時代やから(第二次大戦前)ああいう人って普通に実在したんやろなと思う。


ていうかさあ、男女の恋愛というものは、実は成就しない方がいいのと違うかな。
なぜなら美しい記憶だけが残るから。


成就して生活を共にしてしまうと出会った頃や恋愛中のワクワク感はどこへやら。いつの間にやら「家族」になっちまうんですよねえ。
家族ですから生活共同体ですから互いの長所短所本性丸わかりやし、遠慮が無くなって喧嘩もするし色気もクソもありゃしない。
まあそれはそれで悪いことではないんやろけど。人生て興味深い。


カズオ・イシグロノーベル賞をとった理由が何となくわかりました。いつか原作読みます。





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